コグトレ通信10

コグトレ通信 vol.10

平素よりお世話になっております。本メールは日本COG-TR学会の会員様と、旧コグトレ研究会の会員様(今年度のみ)にお送りさせて頂いております。

朝晩は過ごしやすくなり、秋の気配を感じるこの頃です。皆様、お変わりなくご活躍のことと存じます。コグトレ通信は第10回となりました。良い気候の中で、皆様とさらに学びを深めてまいりたいと思います。

今回のコラムは、広島大学の宮口英樹先生です。

   

『モノ(道具)との関わり』(日本COG-TR学会副代表理事 広島大学 宮口英樹)

モノ(道具)という言葉を聞いて何をイメージしますか?
学校なら鉛筆、道具箱、給食のお皿といったところでしょうか。モノはひとが関わって初めて道具になります。

私は、モノとの関わり方を2つの観点から分類して考えるようにしています。  

1つ目の観点は、動くモノかどうか、2つ目の観点は、モノの形が変化するかどうかです。

1つ目は、例えば公園のベンチのように固定された椅子に座る場合と、キャスター付きの椅子に座る場合の違いです。

ボールは動かせるモノの代表格です。  

2つ目は、木製の台とクッションやトランポリンとの違いです。

粘土は変化するモノの代表格です。形が変化して動くモノほど自分の体を調節する機能が必要になります。

より難しいモノの扱いを表現しようとすれば、より言葉の表現力が必要になると考えられます。

不器用さをもつ子どもが、どんなモノとの関わりが難しいかを私たちが意識すると様々なアプローチが見えてくるでしょう。

動かないモノに体を合わせる、動くモノに体を合わせる、形が変化するモノを扱う、これらの考え方の根本には、どれだけ複数の身体部位に注意を向ける必要があるかという認知的な観点が必要です。  

ひとはモノと関わることで、身体や認知能力を発達させるのです。

 
 

学会誌「コグトレ研究」原稿募集

このたび日本COG-TR学会にて、学会誌「コグトレ研究」が発刊されることになりました。それに先立ちまして各種原稿(研究論文、実践報告、資料)をお待ちしております。詳しくはHP内の「機関誌」の投稿規定をご覧ください。なお創刊号の原稿締め切りは2020年9月末日です。
 

オリジナルコグトレ教材の公開

会員限定ページにてオリジナルコグトレ教材の公開です。
※無断転用はお控えください 

最初とポン最初とポン③-6~10

『コグトレ みる・きく・想像するための認知機能トレーニング』(覚える)より、三輪書店のご厚意のもと当学会で作成。MP3再生機でご利用ください。
 

【研究会だより】(各研究会の活動をご紹介していきます)

大阪コグトレ研究会では、毎年「スキルアップ研修会」と「事例報告学習会」を行っております。

近畿圏の方を中心に参加いただき、毎回キャンセル待ちが出るほど好評です。

今年度は、COVIT-19の影響で「スキルアップ研修会」を延期しましたが、来年1月には「事例報告学習会」をZOOM研修会として行いたいと企画しているところです。

また、今後は、さらに活動を広げていく予定です。

既にたくさんのメーリングリストの方がいらっしゃいます。大阪コグトレ研究会にご興味のある方は、下記メールアドレスまでご連絡ください。ホームページもご覧いただければ幸いです。

大阪コグトレ研究会
代表  井阪幸恵
事務局 長澤洋信

今後の活動として現在までに紹介した機関以外に各大学などの教育学部や医学部と共同で研究をしていく計画を立てています。今後、四国コグトレ研究会の会員と力を合わせ地域に貢献活動をしていきたいと思っています。

メーリングリスト希望の方

大阪コグトレ研究会ホームページ

 


今後も各研究会の取り組みをご紹介していきたいと思っております。色んな地域で研究会が立ち上がり、様々な活動をされています。お近くの研究会、気になる研究会の会員になられてはいかがでしょうか。

広報担当より毎月各研究会の代表者に原稿募集の案内をしております。紹介して欲しい内容がありましたら、是非お寄せください。

 

2020年9月25日

一般社団法人日本COG-TR学会
広報部

 

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